ハイト#2 髪が薄くなってきたと絶望したけど、回復した話
■この記事を読んでいただけると以下で悩んでいる方の役に立つかもしれません
・20代後半~30代で薄毛が少し気になりだした方
・AGA治療で通院する時間や勇気が持てない方
・AGA治療する程ではないが、薄毛が気になりだした方
・三面鏡で後頭部を毎日見ながら、『・・・大丈夫だろう』と言い聞かせている方
・他人様のハゲをイジっていたが、最近はイジることをやめた方
・後ろ/上 からの視線が怖い方
・ハゲの話題になると伏し目がちになり、話題が過ぎ去るのを待っている方
■概要
1. 薄毛に悩む皆様へ
2. 現在の僕の髪の毛
3. 小学生の頃の僕
4. 中学生の頃の僕
5. 大学生の頃の僕
6. 新入社員時代の僕
7. 薄くなってきたことに気づいてしまった僕
8. 時間とお金と精神を削りながら過ごした2年間
9. ダイエット・体質改善
10. 唯一、僕の薄毛を直してくれた方法
11. おわりに
■1. 薄毛に悩む皆様へ
まず、これを読んでくださる方で、薄毛に悩んでいる方。
皆様は同志です。お気持ちは、まさに痛いほど分かります。分かりすぎます。
僕も、ある日を境に2年ほど本気で悩みました。
その期間は、いつも、何をしていても頭の中では髪の毛を考えていました。。
薄毛を解消した今も、風呂上がりにタオルで髪を(優しく)拭いた後、恐る恐る抜け毛がないことを心配しながらタオルを覗き込む癖は、治っていません。
悩んでいた頃の "絶望がつきまとった日々" の記憶を思い起こしながら(そんなに昔の話ではありませんが)、少しでも皆様のお役に立てるような記事が書ければと思います。
■2. 現在の僕の髪の毛
僕は、30歳を何年か過ぎた しがないサラリーマンですが、一度、確実に禿げかけています。まだ『俺は120%禿げていない!フッサフサで、薄い場所なんて皆無!疑うなら、好きなだけ俺の髪の毛を掻き分けて調べてみろ!』と頭を差し出すことは怖くてできません。。ただし、(他人にまさぐられるのは嫌ですが)見た目としては、全く禿げていないと言えます。
■3. 小学生の頃の僕
ちょっと本筋とはズレるかもしれませんが、僕は小学校5年生までは、何の悩みもありませんでした。しかし、5年生の後半?6年生の初め頃? 記憶は定かではありませんが、途中から少し強めの癖がでてきて、かなり自分の中ではコンプレックスでした。
このくせ毛は社会人になるまで続きます。
■4. 中学生の頃の僕
相変わらずのくせ毛。もっとチリチリの強めのくせ毛の友達もいましたが、そこまでではなく、ただし、カッコイイくせ毛という感じでもなく、顔はそれほど変ではないのですが、モテませんでした。ただ、今思うと、『くせ毛だからモテない』のではなく、『くせ毛のコンプレックスのせいで、内向的な性格になった』為に、モテなかったように思います。クラスの人気者を教室の隅から見てるような、そんな僕でした。小学校のころはもらっていたバレンタインのチョコも、中学・高校ではゼロでした。。。
■5. 大学生の頃の僕
多分、人の一生で、髪質は色々変わるように思います。くせが若干弱くなり、ドライヤーでセットすると、良い感じになていたように思います。茶髪にして、ピアスをして、今思うと、頭の悪い大学生だったなぁと思いますが、楽しかったので、、良しとします。一方で、ドライヤーとか、髪を染めたり、くせ毛用のトリートメントをたくさんつけたり、髪・頭皮にとっては良くないことをしていたと今になって思います。
■6. 新入社員時代の僕
やはり、新しい環境になると、自分を少し変えたくなったのか?緩いくせ毛をここにきて急に気にし始め、人生で初めて、ヘアアイロンを使い出しました。確かに、これを使うと、髪がサラサラになるんです。。。正直、イケメンになるんです。。。しかし、ここからが大変。一度、その髪型が定着してしまうと、『くせ毛』というのがバレないように隠さないといけない。どんなに遅刻しそうな朝でも、必ずヘアアイロンを使わずにはいられない生活になってしまった。今となっては、非常に後悔しています。少しくらいのくせ毛なら、スタイル次第でもっと良く見せられたのでは?と思います。毎日のヘアアイロンが少なからず、髪や頭皮にダメージを与えていたことは言うまでもありません。
※ヘアアイロンを毎日使うことはやめましょう
■7. 薄くなってきたことに気づいてしまった僕
ヘアアイロンのせいだけなのか?は、僕にも分かりませんが、地元に帰って、サッカーをしていた時でした。忘れもしません。その日も、ヘアアイロンでキメたヘアスタイルが汗で崩れるのを気にしていました。休憩中にジュースを買いに行くと、業者用のミニバンが停まっていて、後部座席の窓が特殊加工でミラーになっていました。
髪型が気になる僕は、もちろん、そのミラーで髪型をチェック。その時でした。
いつも前髪を左側から流しているのですが、7:3分け位のところに分け目があります。。ん? と違和感を感じながらも、いつもと同じように左側から髪を持ってこようとしましたが、その髪がありません。。無理やり大きく掻き分けて左から流そうとすると、今度は別のところに大きい分け目ができてしまいます。 あれ? え? なんで? 本当にそんな感じでした。すぐには受け入れられませんでした。放心状態のまま、サッカーをもう小一時間して、家に帰り、今度は自分の車の窓に映った髪を見て、確信に変わりました。 これは、禿げてきてるぞ と。
この瞬間は、冷静には考えられませんでしたが、僕の禿げる要因になったであろう
悪の生活習慣を以下に挙げます。皆様も当てはまるものありますでしょうか?
・ヘアアイロン/ドライヤーで必要以上のセットを毎朝
・コーヒー、ジュース、コンビニ飯、お菓子、油もの 爆食いの食生活
・夜更かし、寝不足、休日は昼に起床
・シャンプーしすぎ、ごしごし洗いすぎ、でもすすぎが甘い。。
・白髪染め
・運動不足 というか ほぼゼロ
・一日中PC → 肩こり、眼精疲労、頭痛 恐らく血行不良が原因
こんな感じです。加えて、例えば、頭皮マッサージ、サプリメント、栄養素を気にした食事など、逆に『髪・頭皮に良いこと(良さそうなこと)』は皆無の生活でした。
自分の薄毛を気にし始めてからは、やはり日に日に髪の毛の頭頂部などを気にするようになり、必要以上に毎日確認していました。
今までも同じくらい抜けていたかどうか?は、分からないですが、シャンプーの際も抜け毛が気になるようになりました。。
■8. 時間とお金と精神を削りながら過ごした2年間
毎日、毎晩、インターネットで薄毛の情報を調べまくりました。
時間もお金も精神力も使い、下記を試しましたが、私にはあまり効果がなかったように思います。
・炭酸シャンプー
・〇様シャンプー法
・ひまし油
・育毛剤各種(ネットで調べるとすぐ出てくるようなモノ)
ちなみに、AGAの専門医などには行きませんでした。
いや、行こうとしました。でもその前に気づいたんです。
AGA治療も薬ですので、副作用があるかもしれないし、結局お金がかかる。。。
その前にやれることは無いか?と。
体質改善をして、それでもダメなら、『髪は生えていないけど、体質改善後の健康な身体です!さあ、準備はできています。今の僕ならAGAの治療薬を飲めばすぐにでも効いてくるような気がします!』の状態で、医者に行けば良くないか?と。
■9. ダイエット・体質改善
そんなに特別なことはやっていませんし、ハードルも高くないと思います。
下記は、私が実際にやってみて、現在も続けている内容です。
薄毛に効く・効かないを断言できない項目もありますが、健康にとっては良いことばかりと思いますので、ぜひ、お試しください。
①1日 1万歩を目標に歩く(週4日)
②タンパク質を取る。 卵、プロテインバー・ヨーグルト・チーズ、魚、肉等
③腸活(納豆・キムチ・漬物・味噌汁・キウイ)
④肩回し、軽めの頭皮マッサージ、軽めのヨガ
⑤かかと上げで、ふくらはぎを鍛える。
⑥湯船につかる
⑦飲み物は、水だけ。 缶コーヒー、ジュース、清涼飲料水はもちろん、お茶もやめる。ストイックに水のみ。良いことしかない。安いですし。
①④⑤⑥で、全身の血流を良くすることを心掛けました
②③⑦で、体の中から(食べ物・飲み物で)変えることを心掛けました
風邪は引かなくなったし、体調も安定していますし、片頭痛もなくなりました!
・・・しかし、残念ながら、これだけでは、頭皮を健康にすることはできませんでした。
なぜなら、髪にとって一番悪いことを私が毎日毎日続けていたからです。
しかも、良かれと思って続けていたんだから、恐怖です。
もっと早く気付くべきでした。
それは、おそらく、皆様もほぼ毎日されているアレです。
そう、わざわざお金をかけてされているアレです。
はい。
シャンプーです。
■10. 唯一、僕の薄毛を直してくれた方法
まず、先に断っておきますが(今更の感じがありますが、、)、薄毛の原因は人それぞれと思います。
この注釈を言われるのは、嫌ですよね。分かります。僕もネットで調べまくっていた時は、聞きたくない(読みたくない)一文でした。『じゃー、俺には結局効かないかもしれないってことじゃん』と。
ただ、僕のこの薄毛を直した方法については、髪質・頭皮の脂の分泌量やにおいが大きく関わると思います。でも、それって、やっぱり人それぞれ違うと思うんです。脂が多めにでてしまう体質の人もいれば、2~3日髪を洗わなくても、ベトベトしない方もいらっしゃいますよね? 僕は、後者なので、この方法で上手くいったように思うからです。
その方法とは、もうお気づきかと思いますが、シャンプーをしないことです。
もう少し詳細を言うと、シャンプーを頭皮の上で泡立てる一般的なシャンプーをしないことです。
僕は、温めのシャワーで、髪と頭皮を洗うだけにしてから、明らかに髪の毛が太くなり(なったように見え)、薄毛が気にならなくなりました。おそらく、根元から立ち上がるようになり、薄く見えにくくなったというのもあると思います。(つまり即効性もあります)
ただ、僕は医者でもなければ、その手のプロでもなんでもありません。医学的なことは分かりませんし、これ以上のことを論理的に説明できないので、自分の実体験を書くことしかできません。
僕が、この、いわゆる湯シャンにしようと思ったのは、■8 で記載した、『色々なシャンプーを試した時期』に、ある気づきがあったからです。
炭酸シャンプーなど、洗浄力が強いものを使うと、すすぎをちゃんとしても、かゆくなり、赤く細かいブツブツができるようになったのです。(特に生え際など)しばらくそのシャンプーを使わないと、ブツブツが消えたので、原因は明らかでした。
ただ、その時、気づいたのです。『炭酸シャンプーは、洗浄力が強すぎる』
だけでなく、そもそもどのシャンプーの洗浄力も、自分には強すぎるのではないか?と。シャンプーは本当に(僕にとって)必要なのか?と。
それから、僕は湯シャンに切り替え、3回目くらいには、風呂上りに驚くことになります。
明らかに、頭頂部の薄かった部分が、気にならない程度に見えたからです。
※湯シャンの細かいやり方は、もう先人たちが何人もいらっしゃいますので、Youtubeで検索いただければと思います。
これは、先ほども書かせていただいた通り、3回シャンプーをやめて毛が急に生えたという訳でなく、シャンプーで今まで弱っていた頭皮や髪に比べて、根元から立ち上がることで、見た目が変わったのだと、思っています。
しかし、2ヵ月ほど、湯シャンを続けていますが、明らかに抜け毛が減って、頭皮の薄い部分も気にならなくなりました。
今でも頭皮マッサージは続けていますが、その際に、指につく脂が明らかに減りました。というか、全くつかなくなりました。
やはり、シャンプーで綺麗に脂を取りすぎていたため、体が『脂がもっと必要だ!』と勘違いして、沢山出してしまっていたんだと思います。(有名な話ですが)
シャンプー代もかかりませんし、時短にもなりますし、僕にとっては、本当に涙が出るほど嬉しい解決策の発見でした。
ちなみに、もちろん、大昔はシャンプーなんてありませんでしたが、1950年くらいまででも、シャンプーはまだ、『週に1度』というのが常識だったようです。シャンプーの売り上げを増やしたい企業が、年月を経て『毎日シャンプーをしないとやばいですよ』という風に消費者を洗脳したのでは?と思えてしまうのは、私だけでしょうか。
■11. おわりに
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます。
すでに書いた通り、僕もネットで、薄毛に関する記事や動画を探しまくった過去があるので、分かるのですが、ある記事を読んだときのコメントで
『信用できない。信用して欲しかったら、Before/Afterの動画か写真を載せろよ!』
というモノを目にしたことがあります。
おっしゃりたい気持ちは分かります。僕もそう思っていた一人ですから。
ただ、今、自分がこうなってみて分かるんです。
『このやり方をすれば100%薄毛を解消できる』ということを言い切れる自信がある人はいないと思います。 少なくても僕は、湯シャンを続けてみるまでは、絶望的な気持ちのままでした。 そんな状況で、薄毛部分の写真や動画を記録し続けられるような精神力の持ち主は、そうはいないと思います。
むしろ、それをやられている方(Beforeの記録が鮮明に経過も含めて残っている方)の方が、怪しく思えるくらいです。
少なくても、僕には絶対に無理でした。
色々なやり方を試して、落胆して、また試して、やっと体質改善をしながら、湯シャンという方法に出会って、成果が出た。 ここまでの道のりで、『よし。もし髪が生えたら、誰かに証明できるように、写真を撮り続けよう!』なんて、少なくても僕は、これっぽっちも思えませんでした。
かなり長い記事になってしまいました。
僕にはよく分かりませんが、薄毛には、きっと『遺伝』という要因もあるのでしょう。また、頭皮がかなり脂っぽい方は、湯シャンという方法には不向きなのかもしれません(それでも一度試してみていただきたいですが)。そう考えるとどれほどの方に参考になるのか僕自身、少し不安になりますが、同じような悩みをかかえる方に少しでもお役に立てたら幸いです。
少なくても僕は、肌荒れ(ニキビ)も、薄毛も、悩みに悩みながらも自分なりのやり方で、自分なりに解消し、今では、楽しく毎日を過ごしています。
皆様にも、楽しい毎日を過ごしていただきたいです。